介護・福祉施設向け通販サービス「スマート介護」と、ビジネス現場のコミュニケーションツール「LINE WORKS」がサービス連携を発表。スマート介護が提供する商品をLINE WORKS上で注文し、施設の備品購入や入居者の買い物をスマートフォンのみで行うことが可能になりました。
スマート介護は、ジョインテックスカンパニーが運営する、全国の介護・福祉施設を対象とした営業サポート付きデリバリーサービスです。介護用品からレクリエーション用品、生活用品、文具・事務用品まで約23,000アイテムをカタログに掲載。物品の購入と配送に加え、スタッフ人材の採用活動や文章管理など、施設の経営をサポートする複数のサービスを取りそろえています。
また、LINE WORKSはワークスモバイルジャパンが提供する、ビジネス現場のコミュニケーションツール。コミュニケーションアプリ「LINE」のような使い心地で、PCやタブレットのほか、スマートフォンだけでも、チャットやスタンプをはじめ、カレンダーやアンケートといった多くの機能が使えることが特徴です。
今回発表されたサービス連携により、スマート介護が提供する商品をLINE WORKS上で注文し、施設の備品購入や入居者の買い物をスマートフォンのみで行うことが可能になりました。
商品注文は商品コードの検索、もしくは過去の注文履歴から選択。商品到着後は伝票に注文者が表示されるため、仕分け作業も容易になります。
また、施設入居者の買い物代行サービス「COREIL(※)」を利用する際は、月度締めで購入データをダウンロードすることができるため、施設から入居者家族への代金請求時に活用できるとのこと。
(※)入居者の日常生活に必要な買い物品を、施設スタッフに代わり取りそろえて届け、請求・回収もデータ連携できるスマート介護独自のサービス。
さらに、商品の注文者自身が決済するほか、管理者や上司の承認を得てから決済する「承認発注」も設定が可能で、承認者はLINE WORKS上の承認依頼一覧から注文内容を確認し、商品ごとに承認や却下の処理を行うことができます。
利用には、スマート介護とLINE WORKSの登録が必要で、LINE WORKSのフリー、スタンダード、アドバンストすべてのプランに対応。ただし、無料版のフリープランは、利用開始より180日間となっています。
LINE WORKSを提供するワークスモバイルジャパンは、スマート介護とのサービス連携開始にあたり、「今回のサービス連携により、介護領域のDX化を支援。スマートフォンからLINE WORKS上で簡単に施設の必要な商品を購入でき、業務の効率化を図ることが可能になります」としたうえで、「これを機に、スタッフの皆様の間接的な業務の時間と労力を軽減し、本来の介護・福祉の業務に専念できる環境の創出をサポートしてまいります」とコメントしています。
投稿者プロフィール
-
美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコのザシアンと一緒に暮らしています。
最新の投稿
- 経営・人材管理2024年7月12日労働環境の改善に役立つ助成金を紹介していきます。
- 経営・人材管理2024年7月12日【2022年版】助成金の概要と用途別まとめ【随時更新】
- 経営・人材管理2024年7月12日【働く女性支援】女性を支援する助成金まとめ
- 経営・人材管理2024年7月12日Epics DAO、オープンソースソフト開発者向け助成金プロジェクト開始