介護事業者向け経営支援サービス「カイポケ」と、法人向けバックオフィスSaaS「マネーフォワード クラウド」が業務提携の範囲を拡大し、カイポケの会計や人事労務などバックオフィス機能を強化した「カイポケ会計・労務 by Money Forward」の正式版リリースを発表しました。
カイポケは、SMS(エス・エム・エス)社が運営するサブスクリプション型の介護事業者向けクラウドサービスです。介護保険の請求に加え、人材募集を無料で行える「求人サービス」、国民健康保険団体連合会からの入金を待たなくても一部資金を得ることができる「ファクタリングサービス」、タブレット端末無料貸与の「経営改善サービス」など、介護事業者の経営を支援する機能を多数提供しています。
またマネーフォワード クラウドは、マネーフォワード社が提供する法人向けバックオフィスSaaS(※)です。バックオフィスの様々なデータを連携し、経理や人事労務、法務における作業を効率化することが可能です。
※「Software as a Service」の略で、ベンダーが提供するクラウドサーバーにあるソフトウェアを、インターネット経由でユーザーが利用できるサービスのこと。
今回、正式版のリリースが発表されたカイポケ会計・労務 by Money Forwardは、カイポケの会計や人事労務などバックオフィス機能を強化したサービス。勤怠管理をペーパーレス化・自動化し、給与計算と振込を連動して行います。さらに、経理財務に関する機能もあり、介護事業者のバックオフィスを一元管理することが可能です。
具体的にはサービスを利用することで、変形労働時間制や夜勤、オンコール(※)に必要な同日内の複数回打刻への対応、直行直帰時に役立つGPSと連動した遠隔の出退勤打刻といった、複雑な勤怠管理ができるようになりました。
(※)病院や看護師が常駐していない介護施設などで緊急を要する際、すぐに対応ができるように待機する勤務形態のこと。
カイポケ月額利用料金が5,001円以上の会員は無料、5,000円以下の会員は別途月額1,000円が必要になります。
カイポケ会計・労務 by Money Forward開発の背景には、従来のカイポケの勤怠・給与計算機能では、働き方改革で直行直帰が増えた介護現場の勤務形態や、コロナ禍の影響により普及したテレワークに対応しづらいという課題があり、変化するユーザーのニーズに対応するため、2014年から続くマネーフォワード クラウドとの業務提携範囲を拡大し、機能の強化に取り組んだそう。
SMSは正式版のリリースにあたり、「カイポケ会計・労務 by Money Forwardの開始により、さらに快適に介護事業を行える環境が整えられたのではないかと思っています。今後も介護事業者の経営効率を向上させられるよう、自社開発と業務提携を組み合わせながら、最適かつ安価な支援を継続したいと考えています」としたうえで、「カイポケは持続可能な介護を実現できる社会を目指し、これからも機能改善を行い、介護経営の効率化と発展に貢献し続けます」とコメントしています。
カイポケ会計・労務 by Money Forward
https://ads.kaipoke.biz/function/attendance_management.html
投稿者プロフィール
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美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコのザシアンと一緒に暮らしています。
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