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教えて!偉い人!【女子大生の社長訪問日記】

地方創生と聞いてみなさんはまず何を思い浮かべますか?

観光客を増やそうと地元の特徴を生かしたイベントを企画したり、若者が戻ってくるように開発事業を進めたり、出生率が上がるような制度を設けたりなどが最初に思い浮かぶのではないでしょうか?

しかし沖縄は46年出生率が一位であり、表面に上がってくる問題は少子高齢化ではなく別の所にあります。

そんな沖縄で必要とされている地方創生は全く異なります。

求められているのは若者たちにデジタル化の教育をし、海外からの観光客に向けたインバウンドを狙うこと。

このシリーズでは現役就活生の私が現役社長の方々を訪問し、インタビュー形式で社長さんの人生やキャリアの選択方法について語っていただきました。

働き方改革と緊急事態宣言で変わったことはなんですか?

今後の就活生はどこを見て会社を選んだらいいの?

今世紀最大の就活氷河期を生き抜いた私が聞きたかったことをズバズバ聞いてきました。

就活生の皆様、ぜひ参考にしてみてください。

編集担当:たまご

インタビュー日時:2021年9月

『Carpe diem』今この瞬間を楽しんで生きる

今回インタビューしたのは株式会社D2C dotの取締役である山下紘史さん。

過去にはスカウトも含めなんと9社もの会社を経験。

現在はD2C dotのプロジェクトとして沖縄の地方創生活動にも尽力されています。

今回のインタビューでは日本国内のことなのにこんなにも知らないことがあったのかと思うくらい驚きの連発でした。

VISIONは『伝えたいコトを伝わるカタチに』

たまご:最初に山下さんが取締役をされている株式会社D2C dotの会社のことについて教えていただきたいです。御社の職種や事業展開について教えて下さい。

山下さん:事業展開はデジタルを起点としてプロデュース、制作、開発、運用まで一気通貫にクライアントの課題解決を生業にしています。

たまご:御社のアピールポイントがなにかありましたら教えて下さい。

山下さん:「伝えたいコトを伝わるカタチに」というVISIONの元に、クライアントの見えない課題を引き出し戦略から制作、開発、改善運用、マーケティングまで一気通貫にできる会社であり、優秀なプロデューサーが30人ほどいることですね。

たまご:コロナが会社に与えた良い影響、悪い影響はありましたか?

山下さん:時間や空間関係なくコミュニケーションがとれるようになった良い影響です。とはいえアナログでの会話が減ったことにより空気感の伝わり方が難しくなり余計な神経をつかうことが増加したには悪影響ですね。

たまご:山下さんは東京でも沖縄でも仕事をされていると考えると、全国的にリモートが習慣化したというのはメリットですよね。

たまご:御社で挑戦できることは何ですか?

山下さん:弊社はデジタル、リアルに限ることなく、あらゆるクライアントの課題を解決するためになんでもインプットし、アウトプットできる環境です。クリエイティブ制作に特化したり、Web制作が得意だったり、SNSマーケ、動画企画制作ができたりと、能動的に動く人ほど評価されるので挑戦する人をバックアップします。

たまご:積極的に自分がやりたいことを見つけて取り組める人が向いているということですね。

たまご:御社ではどのような能力が身に付きますか?

山下さん:本質的な課題をみつけるヒアリング能力、圧倒的な調整力、上流工程からのプロデュース能力ですかね。僕たちがやっている営業というのはなにかの押し売りではなく、お客さんと話をする上でその人の本質的な課題を見極めて提案し、解決へのあらゆる手段を実行していくことです。

たまご:コミュニケーション力が大切になってきますね。どんな人が御社の社風にマッチしますか?

山下さん:成長意欲がある、経験意欲がある、貪欲に前に出れる人が合うと思います。

たまご:入社してからのキャリアパスを教えてください。

山下さん:ディレクター、デザイナー、エンジニア、アナリスト、プロデューサーなど本人の目指す職種と先輩やマネージャーからみて適材を見極めてどんどん経験してもらう場所をつくります。さらに現在教育制度を再構築しているのでよりスムーズに成長意欲のあるひとが成長できる環境をPDCAしていきます。

好奇心旺盛で常に新しいことに挑戦したい

たまご:合計で9社を経験したとお聞きしたのですが、それぞれの会社が変わったきっかけを教えて下さい。

山下さん:ネガティブな理由の転職はほとんどありませんね。次の会社のお仕事が面白そうで楽しそうだと思ったから好奇心で新しいことをやってみたくて転職しました。

山下さん:色んな人に会いに行くと誘われてしまってその人の仕事にも興味を持ってしまって、誘われたら断れないんですよね(笑)来る者拒まず去る者は追わずの精神でやってます。

たまご:それだけたくさんの人に一緒に仕事がしたいと誘われることがすごいと思います!その転職が決まるのは飲み会などの集まりだったりするのですか?

山下さん:一緒にお仕事をした人というのが多いですね。その仕事のあともちろん飲みに行ってさらに仲良くなってうちに来てくれない?という流れのこともあります。

山下さん:楽しそうな方についていく性質があって(笑)直接会ったときに、今後自分はどういうことをやっていきたいということを常に発言していったほうがいいです。そこから一緒に仕事をやろうと決まることが多いですね。

山下さん:転職しても不義理にしなければ辞めた会社とも今後仕事ができますよ。

たまご:本当に様々な業種を経験されていますよね。その中で自分に一番向いていたなと思う仕事はなんですか?

山下さん:一番最初の会社で食品売場の担当をしていたのですが、今でもそこの仕事はやりたいと思いますね。

たまご:食品売り場で働いていたんですか?!

山下さん:生鮮食品以外の食料品担当でした。お客さんのリアクションを直接見れる、そんな仕事ってなかなか無いじゃないですか。すごく楽しい仕事だなと思います。

たまご:会社の営業職の仕事を経験されたことはないんですか?

山下さん:営業職はないんですよね。

たまご:一番向いてそうですけどね。

山下さん:向いてるんですよね(笑)

たまご:ですよね(笑)

山下さん:でもものを売るということよりもお客さんの課題解決をするというところに面白さがあると思いますね。

たまご:押し売りではなく。私も営業やっていたことあるんです。携帯ショップの。大手3社が全部入っている家電量販店でやっていたのですが、本当に戦闘態勢でしたね。『とりあえず安くなるって言っとけばいいよ』って教えられてましたからね(笑)

山下さん:そんなわけないのにね。

たまご:そんなわけないんですよ(笑)

ポジティブな人にはポジティブな人しか集まらない

たまご:阪神淡路大震災の影響をもろに受けたとお聞きしましたが、もう震源地で被災をしたという意味ですか?

山下さん:そうです。僕の15歳の誕生日でした。

たまご:え!誕生日だったんですか?!かわいそう…。

山下さん:神戸出身なので地震が直撃しまして、家が半壊しました。

たまご:そこで価値観が変わったんですか?

山下さん:その瞬間に何の罪もない人を含め6,000人以上が亡くなったんです。そこで先のこと、3年後5年後を考えて生きていくのは意味がないなと思ったんです。

たまご:交通事故にも遭ったことがあるんですよね?

山下さん:そうです!車に轢かれて7メートル飛ばされたんですけど無傷だったんですよね。

たまご:もうここまできたらちょっとやそっとのことじゃ死なないですね(笑)

山下さん:死なない自信ありますね(笑)

たまご:山下さんの座右の銘である『Carpe diem』というのはイタリア語で『今を生きる』という意味ですよね?

山下さん:ラテン語ですよ!この言葉は全世界的にも有名で映画にもなっています。おすすめなのでぜひ見てほしいです。

たまご:ラテン語だったんですね!日本語の『今を生きる』という題名の映画は有名ですよね。聞いたことあります。どのような内容なんですか?

山下さん:全寮制学校の先生が主人公で、生きることの素晴らしさを生徒に教え、新鮮な考えや、規則や親の期待に縛られない自由な生き方に目覚めさせていく物語です。

たまご:今年の24時間テレビのドラマみたいですね。面白そうです。見てみますね!

たまご:山下さんのお話を聞いているとすごく運が良い方なんだろうなと感じました。自分で自分が運が良いなと感じることはありますか?

山下さん:すごく運が良いと思いますよ!出会う人もそうですし、仕事のタイミングもそうですし。

たまご:仕事のタイミングって大事ですよね!でもきっと運の良さってその人の実力だと思うんですよね。失敗をどう捉えるかの問題というか。

山下さん:失敗だと思ったことないですね!大変だったけど良い経験できたなと考えます。僕自身もポジティブな人としか付き合わないですね。ポジティブな人にはポジティブな人しか集まってきませんから。楽しそうに、面白そうにやってみることが大事ですね。

たまご:私も仕事楽しい!!っていろんなところで発言してハッピーオーラを纏って生きていこうと思います。

山下さん:ポジティブな人にネガティブな人ってついていけなくなりますから。勝手に離れていきますよ。

大学の4年間仕事をしたら年収300万でも1,200万稼げる

たまご:学生時代は何をしていましたか?

山下さん:大学は工業大学の電気電子システム工学科だったんですけど、5年で中退しました。当時iモードが出始めたくらいで。

たまご:iモード?

山下さん:携帯電話でインターネットに接続できるようになったんです。その時に最初に誰でも持ち運べる携帯電話でどこからでもインターネットにアクセスできるようになったんです。

山下さん:だから学生時代はインターネットを使っていろんなビジネスをやっていました。紙や雑誌でしか見られなかったもの、買えなかったものをインターネットでまとめることで便利に思う人がたくさんいる。それがビジネスになるというのが面白くてひたすらいろんなビジネスをやっていました。

たまご:それができるのってその時点ですでにインターネットの知識があったということですよね?

山下さん:高校生のときからパソコンは触っていました。だって楽しいじゃないですか!何でもインターネットに繋げば調べられるようになったんですよ!いつまでも飽きずにパソコン触っていましたね。

山下さん:そうやってお金を稼ぐ面白さを知ってしまったら、大学に行く意味が見出だせなくなりました。

山下さん:僕が高校生のときってずっと氷河期と言われていて、バブルが弾けたあとだったので、高校生は大学に行くのが当たり前、だからとりあえず大学に行けと言われて大学に行きました。だから大学に行った時点でなにも目的はなかったんですよね。そこで目標達成というか。

たまご:でも今の大学生もそんなに目的を明確に持って大学に入っている人少ないと思いますけどね。

山下さん:大学に行っていた4年間を仕事に費やしたとしたらたとえ年収300万円だったとしても1,200万円稼げるんですよ?!

たまご:確かにそう考えたらその通りですね。私は大学に入った当初は能天気にを満喫してやっと遊びまくれると思っていました。

山下さん:遊ぶにしたってそんなにお金も無いじゃないですか。遊ぶためにもまずはお金を稼がないと。

たまご:自分で稼ぎながら大学生として遊んでいる人が最強だなと思います。

山下流人脈術

たまご:山下さんは『やってやれない仕事はない、なぜなら周りにプロフェッショナルがいるから』と発信し続けていますが、山下さん流の人脈術はなにかありますか?

山下さん:僕は29歳のときに東京に来たんですけど、そのとき東京の人脈はゼロでした。当時は土日もなしに毎日外へ出ていろんなイベントに顔を出しました。自分から動いたもん勝ちだと思うんですよね。

山下さん:『フルで行動しまくる』というのと『仕事もちゃんとする』というその両方向で5、6年頑張り続けました。大手の会社に所属している人だとまた違うのかもしれませんが、僕はベンチャーや小さい会社だったので、自分の行動量で自分の仕事が決まると行っても過言ではありませんでした。

たまご:やはり大手の会社にいたとしても自分で行動し続けることは大切ですよね?

山下さん:大切だと思いますね。今の時代転職も当たり前ですから、その会社を出たときに大手の社名という冠が外れてすべてができなくなってしまうことだってあるかもしれない。やはり仕事って一人じゃできないんです。一人でできないと思ったときに手伝ってもらえる引き出しが自分にないと。

たまご:一度お仕事をして仲良くなったとして、人脈が増え始めると毎日全員と連絡を取り続けるのは不可能じゃないですか。長いスパンの関係値を築くために心がけていることはなにかありますか?

山下さん:常に自分から何かを発信し続けて、相手が発信したことに対しても毎回リアクションをすることですね。今はFacebookもありますし、『発信している人ならアクションを起こす』『相談しあえるまで自分で発信する』もし相手からのリアクションがなかったとしても必ず見ていてくれているので。

たまご:私の場合は社長インタビューの記事を連載しているのでその記事の公開をFacebookで宣伝していくことも大切ということですか?

山下さん:大切です。この子いろんな社長さんと会っているな、毎日おいしいもの食べてるな、毎日色んな仕事してるな、それを発信できていたら、相手もなにか仕事に困ったときに思い出してもらえるんです。

たまご:なるほど!誰かの記憶に残っていること、今どういう仕事をしているのかを発信できることってとても大切ですね。

たまご:大学で講義もやっているとお聞きしましたがどの分野の講義を行っているのでしょうか?

山下さん:琉球大学なんですけど、『○○×IT』ですね。

たまご:ITの分野の講義なんですね!

山下さん:沖縄の学生さんって旅行業界に就職したい人と土木や電力関係の仕事がしたい人が多いです。でもそれだけができてもビジネスは始まらないんです。プロモーションを行ってSNSで発信して広告も出して、デジタルを活用しまくるその大切さがわかっている人が少なすぎるんです。

たまご:確かに、広告で自分たちの商品をPRできないことには今の時代何も始まらないですよね。

山下さん:でもそれって学校では教えてくれない。なぜなら学校の先生ってその知識はないですから。

たまご:学校の先生は社会人経験はないですもんね。先生たちの仕事は先生であってビジネスは経験されてないですね。

山下さん:だから広告関係で実際に仕事をしたことがある人達が先生として教えてほしい。

沖縄は46年間出生率1位

たまご:山下さんは沖縄県でOOKINAWAというクリエイティブ団体を組織していらっしゃるとお聞きしました。山下さんが考える沖縄の現在の課題について教えて下さい。

山下さん:沖縄ブランドが強すぎるところですね。『沖縄』という名前だけで観光客が勝手にやって来るし、沖縄の人たちもそれを過信しているんです。それに甘んじて観光業をさらに良くしようという働きかけを怠っていると思います。沖縄は今後対インバウンド戦略を再構築し、外貨をしっかり稼げる沖縄になる必要があると思っています。

たまご:確かに。お金持ちの休日はみんな沖縄行っているイメージありますね。一種のステータスというか。

山下さん:そうそう。沖縄って放っておいても観光客が来てくれちゃうんですよね。でもだからといって観光で来た人への広告やさらなる収益化を怠っていたら、沖縄は強くなりません。

山下さん:沖縄に住んでいる人たちは地元愛が強いにも関わらず地元の良さを最大限活かしきれてないです。今後はデジタルを積極的に取り入れていかないことには発展しないのですが、スマホを使えれば良いと思っている人が多い。

山下さん:東京だと、PayPayでしか支払えないお店が増えたら80代だろうと使い始めるじゃないですか。でも沖縄にはそんな環境がないので地元民にデジタルが浸透していかないのが現状です。

たまご:例えば東京ですと駅の改札のほとんどがSuica・PASMO専用になっていて切符文化では生きて行きづらくなっていますよね。半強制的にデジタルに移行せざるを得ないというか。

たまご:少子高齢化も進んでいますもんね。若者が東京や他県に出ていってしまうことを考えると地元に住み続けているお年寄りにデジタルの意欲を布教する必要があるのではないでしょうか?

山下さん:沖縄って実は他県ほど少子高齢化進んでないんですよ!

たまご:日本に少子高齢化進んでないところあるんですか?!

山下さん:沖縄は46年間出生率1位なんです。日本全国的に見ると待機児童問題などがあって子育ての環境が整っていないなどの影響で出生率が下がっているのかもしれませんが、沖縄って親戚が本当にたくさんいるので子育ての環境に困ることが他県に比べると少ないんですよね。親戚同士のつながりが強いので法事や集まりが毎週あります。

たまご:お盆的な集まりって夏休みだけじゃないんですか。

山下さん:親戚多すぎて毎週誰かの何回忌みたいな。

たまご:時が流れれば流れるほど増えるやつ(笑)

山下さん:とはいえ離婚率も高いんですよ!別に夫婦だけで子育てをするという概念がないので、離婚したって子供は育てていけます。

山下さん:それから沖縄ならではの『模合(もあい)』という制度をご存知ですか?

たまご:『モアイ』ですか?イースター島の?

山下さん:模様の模に合うと書いて『模合』です。例えばこれは親戚関係なく10人のグループで金銭的にも支え合うという制度です。毎月1万円を徴収するというルールの模合の場合だと、毎月模合飲み会で集まり、そうすると10万円が集まります。その際今月は車検があるから私がもらう、来月は友人が出産するから祝い金がいるわあなた、みたいにグループで支え合う仕組みが模合です。

たまご:人生ゲームみたいですね!出産したら全員からいくらもらうみたいな。親戚関係ないグループってすごいですね。

半径2,000kmに20億人住んでいる

たまご:若者の東京進出についてはどうですか?

山下さん:これらの制度に居心地の悪さを感じた人たちが東京に出ていくんでしょうね。東京進出率も高いんですけど、将来沖縄に戻ってくる率も高いんですよ。30代~40代の間に戻ってくる人が多いですね。

たまご:やはり優雅な空気感が恋しくなるんですかね。沖縄まだ行ったことないんですけどなんだかずっと夏休みみたいなときがゆっくり流れているイメージがあります。東京はいつも時間に追われている気がしますからね。

たまご:つまり、多くの田舎で言う地方創生は優良企業を増やして若者に戻ってきてもらおうだったり、そもそも観光客が来てくれるような目玉な観光名所やイベントを作ろうだったりだと思うのですが、沖縄で言う地方創生とは全く違う意味ということですよね。今後沖縄の観光業を盛り上げるためにどのようなことをしていくべきだと考えますか?

山下さん:沖縄って半径2000kmの範囲内に20億人いるんです。中国・アジアを見てインバウンドで来る観光客にいかにお金を使ってもらうか、いかに囲い込むかの施策を考えていくべきです。

たまご:あ、もう日本の他県から来る観光客がターゲットではないんですね!

山下さん:日本の観光客はたかが知れています。中国や東南アジアに桁違いのお金持ちがいっぱいいますから!インドネシア・タイなどが最近強いですよ。

たまご:タイってそんなに今お金持ちの国なんですね!中国の富豪はよく聞きます(笑)

山下さん:それから沖縄の若者、これからの沖縄を担っていく層へのデジタルやビジネスに関する教育を行っていきたいと思っています。

たまご:それ沖縄だけじゃなくて他の田舎もやるべきですよ!お金の稼ぎ方って将来一番大事なのに学校では全く教えてくれません!

山下さん:沖縄は僕がやるので広告やビジネスの第一線で活躍している人たちがそれらを経験した上で若者に講義をするのは今後とても必要になってくると思いますよ。

たまご:最後に今の就活生にメッセージをお願いします。

山下さん:まず一社目でしかない、その会社に合う合わないなんて入社して働いてみて初めて気づくことです。どうしても自分に合わない部分や譲れない部分があれば辞めてしまえばいいです。

山下さん:短い人生、誰とどこでどんなことをやっていきたいかだけ考えて動けばいいと思います。その結果自分が必要とされる人になり続ければいいので。

たまご:まさに『Carpe Diem』ですね。山下さんのお話を聞いていると自分が楽しいことを追いかけ続ければそれが結果的に自分のことを導いてくれているような気がしてきます。

株式会社D2C dot 会社概要

公式ページhttps://www.d2cdot.co.jp/

採用

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プロデューサー職クライアントの課題抽出からプロモーション施策の企画提案、案件プロデュース
・デジタルマーケティング施策の企画、提案、プロデュース
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・Webサイトやアプリの企画・制作ディレクション
・Webメディアやコンテンツの企画・運用・改善
・プロモーション施策企画・ディレクション・運用(Web、SNS、アプリ、映像など)
Webデザイナークライアントの課題解決のための、クリエイティブ制作
・UI/UXを考慮したデザイン制作
・施策推進のため関係各所・クライアントへの提案、コミュニケーション
その他サーバーサイドエンジニア、フロントエンジニア、
アプリ開発エンジニア、データアナリスト、コーポレート

お仕事のご依頼・ご相談

お問い合わせhttps://www.d2cdot.co.jp/contact/

編集後記

ポジティブな人にはポジティブな人しか集まらないという言葉が印象に残りました。

私は小さい頃に母がおすすめしてくれた本に書いてあった『自分が理想とする人たちと一緒にいなさい』という言葉を今でも大切にしています。

そして最近『自己肯定感を上げてくれない人とはさっさと縁を切りなさい』という言葉にも出会いました。

人は自分がいる環境に染まるし、褒められれば褒められるほど成長する。

私は身を持ってそれを実感しています。

だから人と話す時はまず肯定から入ること、人の良いところを見つけて褒めること。

自分がその行動をしていたら、自然と自分の周りにも同じように私自身を高めてくれる人しか集まって来なくなるのではないでしょうか。

また、私は沖縄に行ったことがありません。

だからテレビで見たイメージだけしか知りませんが、忙しない時間の流れから一歩離れて癒やしが得られる空間というイメージがあります。

しかし今回のインタビューで、沖縄にもデジタルの波が流入しなければならない時代が来ていることを知り、少し残念に感じました。

現代の日常が忙しない理由はデジタルに追われているというのも一理あると思います。

毎日情報が飛び交っていて、連絡が途絶えず、常に携帯が手放せない。

そう考えるとリゾート地は少しデジタル・デトックスができる空間であり続けて欲しいなという気持ちもあります。

しかし観光業には今後広告業がつきまとってきます。

どのように多くの人に知ってもらうのか、どのように多くの集客をするのか、どのようにマネタイズするのか、このコロナ禍で沖縄の観光業も確実に打撃を受けています。

日本のリゾート地の空気感を大切にしつつ、沖縄の観光業を盛り上げられるシステムが構築されたら良いなと感じました。

投稿者プロフィール

レイニー
レイニー
美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコのザシアンと一緒に暮らしています。

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