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教えて!偉い人!【女子大生の社長訪問日記】

会社を上場させるメリットってなんでしょうか?

起業家の方々の全員が全員自分の会社を上場させたいと考えているわけではありません。

会社を上場させると、株式を一般に売出し、決算報告書の提示の義務を負います。

その結果、外部の人に内部情報を知られること、外部資本が流入することなどリスクも伴うということです。

一方で会社の知名度は格段に上がり、信用度もアップします。

採用活動や取引先との商談で有利に働くのは確実でしょう。

今回は共同創業者として、もう一人の代表であるCEOと二人三脚でわずか6年9ヶ月で会社を東証マザーズに上場させたCOOの方にインタビューに行きました!

このシリーズでは現役就活生の私が現役社長の方々を訪問し、インタビュー形式で社長さんの人生やキャリアの選択方法について語っていただきました。

働き方改革と緊急事態宣言で変わったことはなんですか?

今後の就活生はどこを見て会社を選んだらいいの?

今世紀最大の就活氷河期を生き抜いた私が聞きたかったことをズバズバ聞いてきました。

就活生の皆様、ぜひ参考にしてみてください。

編集担当:たまご

インタビュー日時:2021年11月

会社を上場させるという最大級の恩返し

今回インタビューさせていただいたのは株式会社Branding Engineer 代表取締役COOの高原克弥さん。

小学生の時にプログラミングに出会い、なんと中学の時には月間100万UUを超える音楽交流サイトを作成してしまいました。

大学時代からすでにスタートアップの企業3社でインターンを経験し、2020年7月には共同創業者である代表取締役CEOの河端さんと二人三脚で、2013年に創業した会社を上場させました。

自社で社会人向けのプログラミングスクールも行っています。

たまご:まず、高原さんの略歴を簡単に教えてください。

高原さん:小学生の時にプログラミング(Perl)に出会い、CGIゲームの開発に心底没頭しました。中学生時代に作った音楽交流サイトが空前の人気を得て、月間100万UU以上のサイトへ成長したのですが、大人の事情に巻き込まれサイトをやむなく閉鎖に。その時は若干うつ病になりました(笑)

高原さん:大学時代にスタートアップ3社でWebデザイン・M&A営業・管理(財務)・人事などを経験したものの、全社ともメンバー解散やプロジェクト休止になってしまい、2013年共同代表でCEOの河端と共にBranding Engineerを創業しました。

たまご:小学生の頃からプログラミングをやっていたんですね。中学生で月間100万UU以上のサイトを作ってしまうなんて異次元です。そのお話も後ほどお聞かせください。

たまご:最初に御社のサービス内容について教えて下さい。職種や事業展開はどのようなものですか?

高原さん:ITフリーランスのマッチングや転職支援、プログラミングスクールの運営事業といった、いわゆるエンジニアリング事業と、WEBマーケティング事業を行っています。

たまご:IT企業の社長さん何名かインタビューさせていただきましたが、自社でプログラミングスクールをやっている会社様は初めてです。対象の年齢層は子どもたちですか?

高原さん:社会人向けですよ。tech boostというプログラミングスクールです。

たまご:エンジニアが選ぶプログラミングスクールナンバー1にも選ばれているんですね!

ハイパージェネラリストを目指す

たまご:御社のアピールポイントを教えて下さい。

高原さん:企業のDX化の支援を、ITエンジニアリングとWEBマーケティングの両面で実施しているところです。

たまご:御社で挑戦できることはなんですか?

高原さん:事業づくり、事業成長経験、成長する企業を経験できるということですね。

たまご:では御社ではどのような能力が身につきますか?

高原さん:ジェネラリスト力ですね。

たまご:ジェネラリストとは?

高原さん:弊社では『ハイパージェネラリスト』と呼んでいるんですけれども。ベンチャーか大手か、それぞれのメリット・デメリットを考えたときに、大手はある1つの分野のスペシャリストになりたい人は向いていると思います。

高原さん:一方でベンチャーは裁量権があるとよく言われますが、弊社は事業として、人材・マーケティング・開発等複数の事業を行っており、働いている社員は、1つの分野に特化するだけでなく、すべての分野ができるようになります。

たまご:ベンチャーはどの部門という線引が曖昧な会社が多く、営業もやれば開発もできないといけないと聞きます。

高原さん:そうです。それ以外にもゼロイチもやれば一を百にする仕事もできないといけません。プロットをどこに打つのかベンチャーは日々変わっていきます。

常識をぶっ壊す

たまご:中学時代に作った音楽交流サイトについて詳しく教えて下さい。大人の事情に巻き込まれてうつ病になりそうだったというのはどういう意味でしょうか?

高原さん:色々複雑だったのですが、簡単に言うと、当時の僕は中学生だったので大きな力には勝てなかったという感じですね。それでやむなくサイトを閉鎖せざるを得なくなったのは悔しかったです。既得権益の問題などを自分事として実感した瞬間でした。

高原さん:歴史がある環境ほど昔からの風習が根強く残っていて簡単には変わらないです。だからこそ僕の会社のテーマが『常識をぶっ壊す』です。常にそれが原動力になっています。

たまご:中学生でそこまで影響力のあるサイトを作ってしまうのがすごいです。どのようにして音楽交流サイトを作ることになったのでしょうか?その経緯を教えて下さい。

高原さん:もともとはゲームを作っていて、でもそのときはゲームがビジネスになるという感覚がありませんでした。今ではゲーム開発はバリバリビジネスになるんですけど。

高原さん:その時からITで将来自分でビジネスをやりたいなという思いはありました。そのためにはユーザーを集めないと!と思って。ユーザーを集める目的で音楽交流サイトを作ったんです。

たまご:人を集めるために始めたことだったんですね!音楽は昔からやられていたんですか?

高原さん:全然音楽はやっていませんでした。でも音楽関係の情報を集めるのは得意でした。だから音楽情報の掲示板のようなサイトを作ったんです。高3の時に閉鎖してしまったんですけど。

一週間に4回寝る生活。一日は42時間。

たまご:大学時代にスタートアップ3社を経験したということは、仕事と大学を両立していたということですか?

高原さん:そうです。めちゃくちゃ働いていました。学生団体やって、サークルも立ち上げて、バイトで月20万くらい稼いで、スタートアップの会社に関してはほぼ創設メンバーのような感じで携わらせてもらって。

たまご:そんなに頑張り続けられる原動力って何だったんですか?

高原さん:やはり中学のときに作ったサイトがうまくいっていたのに関わらず大人の事情で閉鎖せざるを得なくなって、その時の自分も結構努力して頑張っていたのに、強い力には勝てなかったんです。それにはやり方が重要で、正しいことをして大きなインパクトのあることを成し遂げないといけない。

高原さん:やり方には順番があるということに気づいたんです。闇雲に頑張り続けるだけでは勝てないんです。その業界を知って、入っていって、一緒に働いている全員がメリットになる革新がしたい。

高原さん:あの時の悔しさが原動力になっていると思います。

たまご:そうだったんですね。それだけいろんなことにチャレンジしていたら寝る時間もなさそうです。

高原さん:一週間に4回しか寝てなかったです。

たまご:えっと、それはどういう計算なんでしょう?

高原さん:一週間って24時間×7日で168時間ですよね?それを4で割るんです。

たまご:つまり昼夜は関係ないということですか?

高原さん:関係ないです。深夜バイトもしていたので。

たまご:その考え方は斬新すぎますね。初めて聞きました(笑)42時間が一日と計算するってことですね。

高原さん:起きて、次の日の夜まで寝れないと気づいたときに絶望するんですけどね。

たまご:人間の体の仕組みを超越する感じですね。

高原さん:おすすめはしないですけどね。寝不足すぎて原付でガードレールにぶつかったこともありますし。

たまご:本当に命の危険を感じてるじゃないですか(笑)

絶対上場させます!と誓って株主になってもらいました

たまご:ご自身の就活エピソードを教えてください。学生時代からたくさんインターンをしていた高原さんの就活はどのようなものだったのでしょうか?

高原さん:内定していたところを起業するために内定辞退して、そこの会社の副社長に株主になってもらいました。

たまご:またびっくりするエピソードですね。どのような経緯でそうなったのでしょうか?

高原さん:その会社を受けているときから、すぐに独立したいと思っているということは伝えてありました。でも結果的に新卒として入社する前に起業することになってしまったので、直接内定辞退の謝罪に行きました。

たまご:入社前から起業することを伝えていたんですね。

高原さん:そうです。自分勝手なことをしているにも関わらず、「頑張れ」と背中を押してくれたその会社の副社長さんには恩があったので、「絶対に上場させます」と誓って自社の株を買ってもらいました。

たまご:すごいですね、それでちゃんと実現させてしまうなんて!最大級の恩返しですね。有言実行能力が高すぎます。

出会ってその日にビジネスパートナーに

たまご:御社の社長である河端さんと共同創業者ということですが、お二人の出会いのきっかけはなんですか?

高原さん:もともと僕が学生時代に働いていたインターン先の会社に営業職として彼が面接に来ていました。それでその会社の社長と対等以上に激論している声が聞こえてきたんです(笑)

たまご:論破していたんですね。

高原さん:結局彼はその会社には入社しなかったのですが、それが印象的だったので紹介してもらいました。すでにそのときには起業しようと思っていたので営業が得意な人を探していたんです。そうしたら向こうも起業したいと思っているという話だったので一緒にやろうということになりました。

たまご:昔からのお友達とか、一緒に働いていた仲間とかではなく、初めて会った人と一緒に起業したんですね。すごく思い切った決断ですね。

高原さん:そうなんです。事前情報なしでビジネスパートナーになりましたね。

たまご:河端さんってどんな方なんですか?

高原さん:天才肌ですね。営業力がピカイチなので。一瞬で相手に好かれる能力を持っていると思います。不思議な力の持ち主ですね。初対面で話して嫌いって言う人、1人もいないと思います。

たまご:人に好かれるって才能ですよね。羨ましいです。

上場すると採用は一気に有利に

たまご:次に会社を上場させたときのお話も伺ってもよろしいですか?

高原さん:もちろんです。

たまご:いままで何十人もの社長さんにインタビューさせていただいてきたのですが、全員が全員自分の会社を上場させたいわけではないということがわかりました。高原さんが考える上場のメリットってなんですか?

高原さん:まず1つ目は、会社の知名度が上がります。知名度が上がることで採用や取引に関してはプラスの影響が大きいです。2つ目は資本を使って戦えるようになることです。M&Aをしようとか資金調達をして会社を買おうと思ったときに株式市場からお金を集めるという戦い方ができるようになります。

たまご:やはり上場すると採用に関して大きな影響があるんですね。

高原さん:ありますね。いまの新卒の子たちの親御さん世代はまだ大手企業に務めた方が安心だと考えている人が多いです。だからこそ会社を上場させることで弊社で働いている社員たちも周りの人にどこで働いているって自信をもって言えるようになると思います。

たまご:確かに私達の親世代はまだベンチャーに対して信頼を置いていない人が多いかもしれませんね。

高原さん:上場したいかどうかは人それぞれですが、僕はITエンジニアの業界は歴史も古いので新しい人をたくさん採用して、業界に新しい風を吹かせたいと思います。

高原さん:あと、特に僕たちの業務内容で長い期間戦っていこうと考えているので、上場を目指しました。

高原さん:上場のデメリットとしてはステークホルダーが増え、説明責任が大きくなることや、外部資本を入れることのリスクは伴います。ただ弊社は代表の河端と僕で株式の70%を所有しているので、外部資本の流入に関するリスクはまだそんなに脅威に感じる必要はないのかなと思っています。

たまご:ということは内部の方々が過半数以上の株式を所有しつつ安全に株式公開するためには相当会社の資本規模を大きくする必要があるということですね。

たまご:会社を上場させるために特に頑張ったことはありますか?

高原さん:とにかく事業を大きくしていくことですね。上場しても長くやり続けられる会社の組織をきちんと整えておこうと思っていました。

IT業界の有効求人倍率は約9.7倍

たまご:会社としてでも、個人的にでも、今後やってみたいことなどの未来予想図がありましたら教えて下さい。

高原さん:エンジニア領域をもっと深堀っていきたいと思っています。そのために1つ目はフリーランスエンジニアの活用ですね。

高原さん:エンジニアのみならず、近年フリーランスで働く人の人口は増加しており、フリーランスの活用が日本にとって今後の課題になってくると思います。エンジニア領域に関してもフリーランスを使うという選択肢を広めていきたいです。

たまご:他の業界と比較してもエンジニアの方で固定の会社に雇われるのではなくフリーランスとして活動している方は多いイメージです。

高原さん:エンジニアの有効求人倍率は約9.7倍(2021年)です。他の職種の3倍~10倍にものぼります。

たまご:有効求人倍率?

高原さん:1つの求人に対して何人の応募があるかという考え方です。日本のIT業界は現在約9つの求人に対して1人しか働ける人がいない状況です。

たまご:そうだったんですね。昨年就活していた身からすると信じられないです。全体的に応募者過多の状況だと思っていました。

高原さん:日本は全体で見ても定員割れしているはずです。もちろん業界によっては応募者の方が上回っている業界もあると思いますが。

たまご:今調べてみたら小売や商社、流通部門は応募者の方が多いようです。確かに日本全体で見ると2倍以上になっていますね。

高原さん:働き手は売り手市場なんですよ。IT業界は特にです。企業が内部でエンジニアを雇用することが難しくなっている。だからこそフリーランスで働くエンジニアと企業をマッチングさせることでフリーランスを有効活用する必要があるんです。

たまご:フリーランスのエンジニアの方々の労働条件を理解した上で、エンジニアを求めているIT企業にスイングするんですね。

高原さん:今はいろんな働き方があります。週2.3の人がいたり、副業としている人もいます。

たまご:エンジニアとしてフリーランスで働いている人って、そもそも自力で仕事を取ってこれる自信がある人が独立しているわけですから優秀な方が多いですよね?

高原さん:そうです。とても優秀な方ばかりですよ。その人達を活用できないなんてもったいないです。

日本は加工貿易の勝ちパターンが染み付いている?

高原さん:もう一つはITの内製化です。

たまご:その課題、他のIT業界の社長さんも同じこと仰っていました。やはり日本のIT業界の課題なんですね。

高原さん:そうです。多くの企業が開発は開発会社に丸投げしてしまっていますからね。

高原さん:30年前は世界のトップ企業ランキングで上位30位以内に日本企業が半分近くランクインしていました。でも今ランクインできているのはTOYOTAだけです。

たまご:そうですね。私も昔のランキングを見た時、日本って世界の中でこんなに優良企業の宝庫だったのかと驚きました。

高原さん:昔は日本の製造業と銀行の組み合わせは最高で、強かったんですよ。

たまご:歴史の授業でも日本は昔から加工貿易で儲けていたと習いました。

高原さん:だからこそそれが日本の勝ちパターンとして染付いてしまっているんだと思います。内製化はリスクであるという考え方が根本に根付いている感覚です。

たまご:海外がゼロイチを行ったものに対して少し加工してまた海外に売るという流れですね。

高原さん:現在では日本は75%をシステム開発会社に丸投げしているのですが、たとえばアメリカは30%しか他社に開発を頼っていません。ほとんどの会社は自社で開発しているんです。

高原さん:自前でやらなければ開発改善スピードが追いつかないです。だから内製化をすべきなんです。

たまご:いろんな会社やいろんな国を経由していたらコストも時間もかかりますよね。海外がスピード感を増しているならなおさら切迫した課題ですね。

たまご:キャリアを築いていく中で影響を受けた方はいらっしゃいますか?

高原さん:Softbankの孫さんですね。去年『ソフトバンクアカデミア』に入会したんです。これは孫さんの後継者を育てるために作られた学校です。7割がSoftbank内部の人で3割が外部からも入れるんですけど、去年その入学試験を受けて合格しました。

たまご:そんな学校があるんですね。確かに孫さんの後継者がまだ決まっていないということも、並大抵の人ではその重圧に耐えられないだろうとも言われていますよね。

たまご:入学試験があるんですね。ではもしかしたら高原さんが孫さんの後継者になる可能性もあるってことですね!楽しみです。

高原さん:それは絶対にないと思いますけどね(笑)

株式会社Branding Engineer 会社概要

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編集後記

起業を決意したときに、お世話になっていた方に「絶対に上場させますので株主になってください」と宣言したという部分に圧倒させられました。

宣言するだけでもすごいのに、実際に有言実行してしまうところは孫さんと同じですね。

大人になるにつれてやりたいことや成し遂げたいことを叶える前から周りに話すことに臆病になってしまっていました。

言葉では頑張れと言ってもらえたとしても心の中では無謀な夢だと思われているかもしれないと恥ずかしくなってしまうからです。

でも周りに宣言することはとても大切です。自分に逃げる場所を与えないためにも。

それにたとえ無謀な夢だと思われたとしても、それで達成する方がかっこいいです。

周りに馬鹿にされたくなかったり、親を失望させたくなかったりなど、自分のプライドのせいで見捨ててしまった目標がいくつかあるかもしれません。

中学の頃はそれができていたのに、いつしかできなくなっていたなと反省しました。

自分の覚悟を決めるためにも、目標は口に出せる大人になりたいと思いました。

投稿者プロフィール

レイニー
レイニー
美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコのザシアンと一緒に暮らしています。

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