AI・Web3を軸にした、社会実装型DXコンサルティング・開発を手掛けるカナメプロジェクト(Kaname Project)は、DAOの立ち上げから運用までを総合的にサポートする伴走型サービス「DAODAODAO(ダオ・ダオ・ダオ)」を正式にリリースしました。
カナメプロジェクトは、25年のAI開発キャリアを誇る企業。Web3やロボット、DXなど様々な領域で、テクノロジーを活用したBtoBのコンサルティング事業を手掛けており、主なプロダクトとして生成系AI活用のDXコンサル&実証実験サービスの「OMOCha」などを提供しています。
また、同社の代表である遠藤太一郎氏が中心となって設立されたのが、AI+DAOに特化した社会実装型プロジェクトコミュニティであるDAO総研です。
DAOとは、分散型自律組織(Decentralized Autonomous Organization)の略称で、中央で意思決定をする人や機関が存在せず、組織内のメンバー、一人ひとりによって自律的に運営される組織のことを指します。
DAODAODAOは、DAO総研のボードメンバーが中心となって提供されるサービス。DAOによって何らかのイノベーションを起こしたいと考えている企業に、立ち上げのコンサルティングや設計・開発、さらにスタッフへの教育など、総合的な支援をワンストップで提供するものとなっています。
実際、社会においてDAOの注目度は上がっており、様々な企業や団体が導入を検討、もしくは導入に着手していますが、DAOの定義は全体で統一されておらず、「Discordを立ち上げたからDAOが成立した」と拡大解釈してしまう例も散見されます。
そもそもDAOは、目的やミッションを共有しているメンバーが集まり、非中央集権的で自律的に運用できる組織を意味します。ガバナンストークンによって権限が分散されていることや、トークンを活用した投票での意思決定、決定事項はスマートコントラクトによって自動的に実行されるといった特徴を持つもの、と考えられることが一般的です。
このような“ピュアなDAO”の構築によって、活動が自律的に行われ、かつ目的を共有したエコシステムが形成されることで、DAOとしてのポテンシャルが最大限発揮できるようになります。こうした組織を、伴走型支援によって組み立てていくのが、DAODAODAOの目標としているところです。
DAODAODAOでは、「DAOの導入を検討してみたい」「DAOやトークンを活用して、組織のコミュニケーション基盤を構築したい」といった企業や団体、個人などに対し、立ち上げ前からアドバイスを提供しつつ、設計段階ではDAO総研のボードメンバーが積極的に関わり、具体的な開発に移行する際にはチーム単位で開発者のアサインができる仕様になっています。
DAODAODAOによるサポートは3つのフェーズに分けられており、プロジェクトのステークホルダーに対する研修が「ホップ」、実証実験の設計や運用、プロダクト開発が「ステップ」、実装から運用までの支援を「ジャンプ」と定義。この3ステップにわたってサポートをしていくという意味もDAODAODAOという名称に込められているとのことです。
今回のサービスリリースにあたって、カナメプロジェクトは、「あらゆる人がDAOやトークナイズドコミュニティを活用し、体験知を高めながら、自分たちにとっての本質的な価値を享受できるような“DAOの民主化”を進めたい」とメッセージ。DAOが本来の意義を取り戻し、より社会に恩恵をもたらすようになるべく活動する意思を表明しています。
投稿者プロフィール
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美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコのザシアンと一緒に暮らしています。
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