エンジニアの転職は自身のキャリア形成をするうえで非常に重要なファクターとなります。
とくに幅広い職種からあらゆる知見を求める探求心の深いエンジニアの方はSES企業を転職視野に入れることもあるでしょう。
こちらの記事ではそんなエンジニアの方のために、SES企業を探すための具体的なステップやチェックポイントを詳しく紹介します。
ぜひあなたの転職の参考にしてください。
SESの基本についてはこちらの記事をどうぞ→SESとは? IT業界の契約形態と期待されることを徹底解説
SES企業の探し方と基本的なステップ
SES企業を探す際の基本的なステップは、自身のキャリア目標と企業のビジョンが一致するかどうかを確認することから始まります。
エンジニア業は自立性を求められる職業であり、知識幅も広く求められることが多いです。
ですので、今までの知見を活かしつつ新たな領域を広げることができる企業とのマッチングが極めて重要なになります。
これらを考慮してまず、企業リサーチから始めましょう。
企業を調べるには下記のような手法が考えられます。
- オンラインリサーチ: インターネットは情報収集の最初のステップとして非常に有用です。転職サイトやSES企業の公式ウェブサイト、業界専門の情報サイトなどを活用して、SES企業の一覧や評判、サービス内容などを調査します。これらの検索にはあらかじめ企業名にあてを付けておく必要があります。
- 転職エージェントの利用: 転職エージェントは、自分に合ったSES企業を見つけるための有力なパートナーとなります。エージェントは市場の動向を理解しており、あなたのスキルと経験に基づいて最適なSES企業を提案できます。エージェントとの相談以外でもいくつかの転職サイトに登録しておくとリサーチがスムーズになります。
- ネットワーキング: 自分のプロフェッショナルネットワークを活用することも重要です。DiscordやTwitterなどのプロフェッショナルが存在するSNSを活用し、同業者やSES企業の従業員とつながり、情報を得ることができます。ただし、身バレのリスクが潜んでいる為、十分に注意して情報を精査してください。
- 業界イベントの参加: セミナーやワークショップ、カンファレンスなどの業界イベントに参加することで、SES企業の最新情報を得ることができます。また、直接企業の人と会うことで、企業の雰囲気や文化を感じることもできます。
転職応募先となる企業をいくつかピックアップしたら、まず応募の前に企業の情報が載っているウェブサイトを控えておきましょう。
企業情報はいくつかのサイトやページから拾うことができます。
- コーポレートサイト(公式)
- 転職専用サイト・ページ(公式)
- 就職支援サイト
- 口コミサイト
大手企業はいくつもページを用意していたり、年度ごとに頻繁にページを更新していたりするので注意深く確認しましょう。
SES企業の選択: チェックリスト
サイトのブックマークや選定が終わったら改めて精査に入っていきます。
こちらのブロックではおすすめのチェック項目をご提示しますので、お好みで企業が自身に合っていそうかをチェックしてみましょう。
事業内容の確認
まず最初に、SES企業の事業内容を確認しましょう。
SES企業は、システムエンジニアリングサービスを提供する企業で、IT人材をクライアント企業に派遣することが主な業務です。
しかし、企業によっては、その他のIT関連のサービスを提供している場合もあります。そのため、自分が求めるサービスが提供されているかを確認することが重要です。
クライアント企業は、ITソリューション(解決策)を提供されることを望むので、必然取引先によってもサービスが異なることが予想されます。
一部の企業は特定の業界に特化しているかもしれませんし、他の企業は幅広い業界にサービスを提供しているかもしれません。
この段階では自分が興味を持つ業界や技術領域が、その企業のサービス範囲に含まれているかを確認することが重要です。
2. 勤務地の確認
次に、SES企業の勤務地を確認しましょう。
SES企業は全国各地に拠点を持っていることが多く、自分の住んでいる地域や通勤に便利な地域に拠点があるかを確認することが重要です。
また、リモートワークの可否も確認しておくと良いでしょう。
さらに、客先常駐と呼ばれるクライアント先に常駐する形態を基本とする場合が多いです。
主要取引先企業が自分の望む勤務地にあるかも重要です。
SES企業と勤務地は源光には結びつけるのが難しいですが、確認をして損をすることはありそうなので自分が納得できるところまでは調べておきましょう。
3. 口コミの確認
次にSES企業自体の口コミも確認しましょう。
インターネット上には、SES企業の評判や実際に働いている人々の声が数多く掲載されています。
現在のまたは以前の従業員からのフィードバックは、企業の文化や働き方についての貴重な情報を提供します。口コミサイトやSNSを活用して、企業の評判を調査することをお勧めします。
SES企業に関しては社内の様子よりも、どの様な環境で管理をされるかなどといった情報が増える可能性があります。
客先常駐となった場合本社とどう連携をとるかも想像できる情報があるとよいでしょう。
ただし、口コミに関しては個人視点で書かれていることを忘れてはいけません。
転職エージェントの利用
企業リサーチを深堀する際は転職エージェントの利用も考慮に入れてみてください。
転職エージェントは、自分のスキルや経験に合ったSES企業を見つけるのに役立つだけでなく、面接の準備や交渉のサポートも提供します。
ただし、彼らの仕事は基本的にあなたを紹介企業に入れることにあります。
ですので、リサーチしてさらに深堀したいと思った本命に近い企業についてのサポートを要求する方がうまく転職活動につながるでしょう。
福利厚生と人材育成の確認
さらに、SES企業の福利厚生や人材育成の体制を確認しましょう。
SES企業は、IT人材を派遣することが主な業務であるため、人材の育成に力を入れている企業が多いです。
その際例えば自主学習費用を経費として提示されている可能性があります。これらが福利厚生に入っている場合は積極的に活用することで、よりあなたの知見を深めることができるでしょう。
提携企業とのセミナー情報や、勉強会といったトピックも抑えておくとよいでしょう。
案件内容の確認
最後に、SES企業が扱っている案件の内容を確認しましょう。
自分が得意とする分野や、これから挑戦してみたい分野の案件があるかを確認することで自身のワークライフバランスや、将来のロードマップに役立てることができます。
案件内容の確認には社内ブログなどの現役社員の声も有効な場合があります。
特集がある場合は熟読し、社内の雰囲気を感じ取れるようにしましょう。
複数社から何度も選定することが大切
以上が、SES企業を探すための基本的なステップです。
ピックアップ先から企業を絞ることで、あなた自身がやりたいこと、やりたくないこともハッキリと見えてきます。
また、働き方もどこまでなら許せるかなどの許容度を見つめなおす機会になります。
今回紹介したようなステップを踏むことで、自分に最適な働き方を見つめなおし、あなたのキャリアを次のレベルに引き上げるための最適な会社を見つけることに一歩近づきます。
是非積極的にSES企業について調べてみましょう.
投稿者プロフィール
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美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコのザシアンと一緒に暮らしています。
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