楽天市場広告とはECサイト楽天市場中で配信できる広告の中で、認知目的のディスプレイ広告にあたるものを指します。
この広告形態を使うことで、貴社の商品をまだ知らない楽天市場ユーザーに対して、リーチをすることができます。
非常に魅力的な楽天広告のシステムですが、配信をしたいと思ってもすぐに配信を開始できるものではありません。
人気の広告枠などでは約1か月前から入稿の準備が必要となります。
こちらの記事では、楽天市場広告の出稿の手順を図解付きで詳しく解説します。 初めて楽天広告の担当になられる方も必見の記事となりますので、ぜひご一読ください。
楽天市場広告
楽天市場広告を配信するには下記のような手順が必要です。
楽天市場広告の枠抑え
広告掲載開始の約1ヶ月前に、楽天市場広告の掲載枠、掲載期間、枠の価格の一覧が発表されます。
例えば2023年6月4日~のスーパーセール期間に合わせて広告を配信したい場合、枠抑えの発表は5月上旬頃になります。
楽天市場広告の枠には下記のような種類があります。(シーズンにより異なりますが他約20種類程度)
・バラエティクーポン枠(店内全品の商品に対応するクーポンの発行が必須となります。)
・ダイヤモンド・プラチナ会員限定枠(店内全品の商品に対応するクーポンの発行が必須となります。)
・下層ページ共通フッター枠
・買い周りカウンター枠(スマートフォン限定)
・最上部セール枠(注目ピックアップ枠)
・時間掲載型(ショップイチオシアイテム枠)
・送料無料ポイント20倍枠(普段は送料無料ではない商品をこの掲載期間のみ送料無料に変更する必要があります。
・各種ジャンル基本枠(レディースファッション、美容、アクセサリー、家電など)
特に人気の枠は、掲載日時がスーパーセールの期間と被っている枠、その中でも掲載日が5と0がつく日付の枠です。
それらは枠の募集開始と同時に早めに申請を送らなければ枠を抑えられない可能性があります。
また、枠を抑える際には、入稿条件を詳細に調べておく必要があります。
広告枠の中には、店内全商品対象のクーポンを発行することが掲載条件の枠や、掲載期間のみ、送料無料に変更しなければならない枠など、それぞれ掲載条件があります。
枠を事前に押さえていても、掲載条件を満たしていない場合は枠が無駄になってしまうため、注意が必要です。
入稿作業
楽天EC担当者に枠を抑えてもらうと管理画面の楽天市場広告のページの「広告同意」のところに申請が届きます。
こちらの届いた枠の中で、購入確定のものだけ、「広告同意」をしてください。
広告同意をしても、入稿締め切りの日時までは広告購入のキャンセル申請が可能です。
締切日以降は掲載の直前になるにつれて、高いキャンセル料が発生してしまうのでご注意ください。
次に入稿締め切りの期日までにテキストや画像の入稿を行います。
グループリンクで入稿が可能な枠と、商品単体ページでしか入稿ができない枠があります。
配信期間に売上を強化したい商品や施策がある場合は、事前にECC(ECコンサルタント)に確認をとっておくことをおすすめします。
ECコンサルタントの方の連絡先はこちら⇩
①ホームをクリック
②RMSメインページをクリック
③右上の人のマークをクリックすると楽天広告アカウントの担当ECCの問い合わせが可能です。
広告のキャンセル申請と審査確認
上記でも述べたように、広告同意をしても入稿締め切りの日付までは購入キャンセルが可能です。
キャンセルのフローは下記の通りです。
①広告購入履歴の欄を開き、請求対象月は掲載予定の月で「楽天市場広告」のみチェックを入れ、「この条件で検索」をクリックします。
②一番右の欄のキャンセル申請のところから、キャンセルが可能です。
次に広告の審査が通っているかの確認です。
①同じく広告購入履歴の欄を開き、請求対象月は掲載予定の月で楽天市場広告だけにチェックを入れて、「この条件で検索」をクリックします。
②ステータスの欄の表記は「未入稿」「入稿済み」「審査済み」があります。
「未入稿」は、まだ初回の入稿が済んでいないことを指します。
「入稿済み」は、入稿は済んでいますが、広告の審査待ちの状態を指します。
「審査済み」の表記になっている場合は、審査を通過した状態です。審査済み表記になると、あとは掲載開始を待つのみです。
また、「審査済み」の表記になった枠で、入稿内容を変更したい場合は、担当のECCの方に連絡をし、修正依頼を送ってもらうことができます。
下記画像に示したページから入稿内容を修正できます。
入稿締め切り
広告枠の申請の際に、入稿締め切りの日付が記載されています。
締切日は広告配信開始の約半月前です。※詳細の日付はECCの方に確認してください。
しかしそれは初回の入稿締め切りで、画像やテキストは初回入稿締め切り日以降も修正が可能です。
修正も含めた最終締め切り日時は掲載開始の3営業日前になります。
最終締切日の入稿で不備のある状態で入稿をしてしまうと、広告枠を購入したのにも関わらず、広告配信ができない可能性があるので注意が必要です。
さらに楽天市場広告の効果を高めるために
楽天市場広告は楽天広告の中では認知目的のディスプレイ広告に当たります。
そのため、ディスプレイ広告で一度貴社の商品を見たユーザーが、後に検索をすることも期待されます。
楽天市場広告で配信をしている商品は同時にRPP広告(楽天検索広告)でも強化して配信することをおすすめします。
楽天RPP広告の運用方法については下記記事をご覧ください。
投稿者プロフィール
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美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコのザシアンと一緒に暮らしています。
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